日本自動車レース協会は、日本の自動車レースに技術と産業を取り戻し、それにより、 自動車レースの発展振興を図ることを目的として、既存の、「日本コンストラクター・ ユニオン」と「日本レーシングエンジン・ユニオン」を母体に創立されました。
日本コンストラクター・ユニオン
は、車体の開発を主業務とする企業の協会ですが、19 75年に業界のほとんどの企業が参画して創立されました。
会員各位の業歴は長く、一筋に道を究めてきた人たちばかりですから、その技術レベルは 非常に高く、これからの技術開発を中核とした本当の自動車レースの復活の立役者となって くれるでしょう。
日本レーシングエンジン・ユニオン
は、レース用エンジンの開発やチューンナップ、メンテ ナンスを行う企業の協会ですが、日本の自動車レースの黎明期においては、日本独自のレース 形態に適したエンジン技術規則を作る必要から、各エンジンチューナーが協力し合っている内に、 いつしか、日本レーシングエンジン・ユニオンの形が出来上がってきました。その後、 1982年に正式発足し約25年を経た今、いくつかの企業はエンジンの製造まで可能なメーカーに まで成長し、その成熟した技術力やノウハウはレース界の随所で活躍しています。
日本自動車レース工業会
は、この両ユニオンを母体とする統一的な組織として、2008年に 創立されましたが、それぞれに、車体とエンジンの開発に深くかかわってきたベテラン企業が 多数在籍し、これからの新しい自動車レースの立ち上げに必要不可欠な強力なブレーン集団です。
かねがね、モノづくりの立場から見る日本の自動車レース界は不思議な出来事ばかりで、 その先行きをとても心配していましたが、ついに、たまりかねて立ち上がったというところです。 理念もビジョンもしっかりしていますから、後は、関係各位の理解と協力を得ながら、目的に 向かってまっしぐら突き進むだけです。
日本自動車レース工業会は
NPO法人
として創立され、主として、協賛企業として日本自動車レース 工業会に入会して頂いた企業の会費で運営されます。
第一期の会長は、発起人である㈱童夢の社長である林みのる、副会長には、㈱TOM’Sの社長である 大岩湛矣が拝命しています。
名誉会長
には、衆議院議員であり国土交通省副大臣の平井たくや氏をお迎えしています。 平井名誉会長は林会長の古くからの友人でもあり、自民党のモータースポーツ議連にも参加する大の 自動車/モータースポーツ好きの良き理解者です。
日本自動車レース工業会の
本部
は、童夢の本拠地である米原の童夢本社内に設置しています。また、関東地区での理事会のミーティングなどのために、世田谷区等々力のTOM’S
東京連絡事務所
を設けています。
組織
としては、両ユニオンの主要メンバーから選ばれた理事を中心に運営体制を構築して おり、今後も体制の強化に努める所存です。
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日本自動車レース工業会
521-0013 滋賀県米原市梅ヶ原2462番地
TEL:0749-52-5001 FAX:0749-52-5009
東京連絡事務所
158-0082 東京都世田谷区等々力六丁目13-10 ㈱トムス内
TEL:03-6906-5753 FAX:03-6906-5754